祭神は白髭明神(中筒男命=南極星の化身)。この社は小網代湾が昔から廻船寄港地、また三崎の避難港として全国的に知られていた関係上、「航海安全」「大漁満足」の神として古から崇拝されていた。
天文年間(1532~55)、当村の漁夫の夜網にかかった霊光、こうこうたる束帯姿のご神体を御祀りしたと伝えられ、現在の社殿は三浦道寸義同が改修したと伝えられている。社殿の左手にある石は鳴石、別名「カンカン石」と呼ばれ、打てば「カンカン」と金属製の音がする。これは「きこいかり」という錨のおもりで、海上安全のために昔攝津の船頭が明神様がその石が欲しいと言うので社に奉納したものと伝えられている。さらに年3回(4月、7月、10月)古式豊かに「面神楽」「湯立て」等、海上安全、大漁満足、家内安全、商売繁盛など神に感謝を捧げ、ご加護を願う儀式が執り行われる。

基本情報

名称
白髭神社
住所
三浦市三崎町小網代1516
住所
046-881-7676
アクセス
京急バス「小網代」バス停より徒歩15分
WEBサイト
http://www.miura7.com/6myoonji.htm

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三浦市三崎町小網代1516