開催日 | 令和6年5月19日(日曜日) |
スケジュール | 11時00分~三浦一族供養祭(雨天決行) 11時45分~笠懸(小雨決行) ~笠懸次第~ 神事 矢代振 行軍 遠笠懸(大的) 小笠懸(小的) 射手・奉行(大日本弓馬会・武田流) ※予定のため、変更される場合がございます。 |
開催場所 | 荒井浜海岸 |
駐車場 | 専用無し※お近くの有料駐車場をご利用下さい |
道寸祭り~笠懸(かさがけ)
中世封建時代にまで遡る三浦一族興亡の系譜は、約四百五十年の栄華と盛衰の三浦の歴史そのものに他なりません。
源氏、北条氏そして足利氏と、鎌倉時代の全盛期、そして室町時代の滅亡に至るまでの一族の活躍と悲哀の物語は、武門の誇りと執念とが交錯した壮大なドラマです。
とりわけ、鎌倉時代初期には一族の三浦義澄、和田義盛が鎌倉幕府を支える十三人の重臣として選ばれ活躍するなど、この激動の時代を駆け抜けた一族の生き様は今も語り継がれております。
また、時を室町時代に移し、三浦一族終焉の地となった油壺、新井城での北条早雲との壮絶な攻防は三年にも及び三浦道寸、荒次郎親子の豪勇振りや、落城の際、道寸と武者のほとんどが油壺湾に朽ち落ちたとされる悲話は、今も波静かな入江の佇まいの中にその面影を忍ばせております。
ここに、祖霊の眠りの安らかならんことを祈ると共に、三浦一族のお家芸であった笠懸を開催することにより、この地に残された文化、遺産を広く世に紹介し、かつ、観光振興の一助とするため、道寸祭りを挙行するものであります。
第47回目の開催となる本年も、多くの方に一族の歴史に触れていただけるよう、盛大に開催いたします。
(引用:道寸祭り実行委員会事業計画書より)